HSPのキャリア探し

人生迷子。日々の思いを綴る日記です。

考え方のクセ(認知の歪み)を知る『マンガでやさしくわかる認知行動療法』

玉井仁『マンガでやさしくわかる認知行動療法』を読んだ感想です。

世の中で起きることの事実は一つだけれど、それをどう認知するかで出来事の捉え方が変わります。

「考え方のクセ(認知の歪み)」の影響が大きくなってしまうと、憂鬱な気持ちから抜け出せなくなったり、人間関係に支障が出てしまったりします。

「勝ちor負け」「幸せor不幸」など、自分や他人の状態を勝手に判断して、結論を下してしまいがちです。

世の中にはグレーなことが多く、出来事には良い面と悪い面の両方があります。

 

私は「白黒思考」「べき思考」など、考え方のクセが大きいところがあります。

ネットでの「認知の歪み診断」をやってみましたが、「否定的予測による将来への悲観」という結果が出ました。

「将来成功していないだろう、きっとパッとしないままなんだろう」と将来を悲観的に見てしまいます。

 

考え方のクセを改めるには、事実と感情を分けて記録し、自分がどう考えているのか客観的に見ると良いそうです。

また、「悲しい」「怒り」といった感情が私たちを煩わせていますが、感情は私たちにメッセージを伝えてくれている大事なアラームだということです。

 

「恐怖」は「危険だよ」というメッセージを発して「離れる」という行動を促し、「不安」は「準備した方がいいよ」とメッセージを発して「準備する」という行動を促します。

感情自体は大事なものだけど、それに飲み込まれてしまうのは良くないということですね。

感情を感じた後に適切な行動を取ること、感情の適切な受け止め方を身に付けておくことが大事なことです。

 

出来事に対して感情を感じた後に、「私は今こう感じている」と客観的に見ることを習慣づけると良いのかもしれないですね。