あなたの悩みは誰かが経験している。『その悩み、哲学者がすでに答えを出しています』
小林昌平著『その悩み、哲学者がすでに答えを出しています』を読んでの感想です。
この本は、人生でよくある悩みと哲学者が出している答えをまとめてくれていいます。
この本は本棚に置いておいて、これから人生に悩んでうじうじしそうになったら読んで落ち着きたいと思います。
人生の悩み①仕事
生活の大部分を占める仕事。仕事に関する不安、不満など、ネガティブな気持ちを抱えることが多いですよね。
「将来お金に困るんじゃないだろうか」「この会社は大丈夫なんだろうか」など、将来のことを考えると不安な考えばかり思い浮かびます。
将来の不安に対して私たちがやるべきことは、「今ここに熱中すること」。
将来のことなんて考えずに、今やれることに集中すること。毎日コツコツとやれることをやっていれば、いつかチャンスがやってくる。
今やっていることに全力を注いでいる方が成果を出しやすく、結果的に将来の自分を救うことになるのです。
人生の悩み②自意識・劣等感
人生に悩む理由として、「自意識・劣等感」がやっかいなものです。
「他人と比較せず、自分のことに集中しよう」と本でも何回も読んでいるはずなのに、実践するとなると難しいんです。
大学、勤務先、肩書などのステータスを他人と比べて落ち込む人は、我を忘れるくらいの「フロー体験」をしていないからだそうです。
やはり、自分がやるべき熱中できるものを見つければ、他人と比べる暇なんてなくなるのかもしれません。
人生の悩み③死
死ぬのは怖いけど、生きるのも辛い。と感じる人も結構いるんじゃないでしょうか。
死んでしまいたいくらいつらいならば、「自分はいっぺん死んだのだ!」と開き直って、何でもやってやる覚悟すると良いんじゃないかということです。
ニュースでは事件や事故、戦争などで命を落とした人の報道が毎日されています。
いつ死ぬか分からない人生をどう生きるのか、考えていきたいです。
哲学者の本を推薦図書として紹介してあるので、知識や思考を深めるためにも紹介されている本を一つずつ読んでみたいなと思います。